IGESデータをC4Dで活用するための作業フロー

工業製品をCG映像化する際に、CADデータを利用する場面があります。
CADから出力する形式には様々なフォーマットがありますが、そのままCINEMA 4Dで使用できないこともあります。
特に、IGESデータをインポートする際、ポリゴンやエッジの扱いが難しく、CADの形状をうまく再現できないことがあります。
また、形状の再現性を優先すると、ポリゴン・ポイント数が多くなる傾向があり、その結果、その後の作業でPCの処理能力が要求されるような場面もありました。

その際の対応として、CADソフトを使用してエクスポートし直すという方法があります。

使用するのは、「FreeCAD」です。
FreeCADは多くのOSに対応するソフトで、日本語版は下記からダウンロードできます。
https://ja.osdn.net/projects/sfnet_free-cad/releases/

FreeCADを立ち上げ、IGESファイルを読み込むと、設計されたデータが展開されます。

書き出したいパーツを選択し、エクスポートします。

形式はいろいろありますが、obj、STLあたりが扱いやすいかと思います。

出力されたファイルをCINEMA 4Dにインポートすると、IGEAをインポートするよりもポイント数もポリゴン数も少なく、形状も再現されると思います。

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