CINEMA 4DとOctaneRenderを使用して背景用HDRIイメージを作成する

CG制作の際に背景にHDRIイメージを使用します。
このHDRI素材は購入して入手することが多いのですが、なかなか思うような素材がない場合もあります。
今回HDRIイメージをCINEMA 4DとOctaneRenderを使って自作しましたので、その方法を記録しておきます。

スタジオの作成

実際のスタジオを模したものを作成してみました。
studio image
照明等は必要最小限の構成でまとめています。
・トップライト
・サイドサイト
・メインライト(人物の場合キャッチ併用)
ライトの強さは、Octane LightTagのPowerで調整します。
HRDIイメージの中心となる部分にカメラを配置します。
カメラはOctane Cameraタグで 「Camera type」を「Panoramic」に変更します。
octane panorama
ライトの光具合をリアルに見せたいのでPost processingのBloom powerも少しだけ上げます。
bloom
プレビューだとこんな風に見えます。
octane pvw

レンダリングの設定

レンダリングはフォーマットを「HDR」色深度「32Bit/ch」にします。
hdr
解像度は大きい方が良いと好ましいと思いますが、最近では4K程度が多いように思います。

レンダリングで書き出されたイメージがこちらになります(jpegにしています)
HDRI image
背景に使用してレンダリングした画像がこちら。
useimage

自分の使いやすいHDRIを作っておくと制作もスムーズかと思います。
ちなみに、ここで使用したスタジオのファイルも置いておきます。

プロジェクトファイル(c4d)zip圧縮:90KB

※ESET INTERNET SECURITY 11.0にてチェック済み。使用における問題については免責とさせて頂きます。

訂正
ファイル形式をOpenEXRにしておりましたが、hdrに訂正させて頂きました。

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