Redshiftの簡易プレビュー用高速レンダリング設定

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REDSHIFTでプレビュー用レンダリング

RedshiftはMAXON ONEにも含まれているGPUレンダラーで高速かつ高品質な映像が生成されます。
高画質な反面、低画質な状態でのプレビューを短時間で書き出せる簡易レンダリングの設定が分かりづらいという面もあるように思います。
シミュレーションを使用したCG制作の場合、動きを確認する際などは映像化して確認することが重要になります。このような場合は、ノイズの入ったものであっても短時間でレンダリングが終わること重要になることもあります。そのような場合には、特定のパラーメータを調整し、画質を下げることで、レンダリング時間を短縮することができますので、その設定についてまとめてみます。
※プレビューウィンドウの表示ではなく、レンダリング結果の設定になります。

設定

REDSHIFT設定
まずはレンダリング設定でレンダラーを「Redshift」に切り替えてください。
モードは「Advanced」です。

[Sampling]タブの値を調整します。
[Progressive Passes] 1 サンプリングの計算回数ですので、少なくなれば時間が短縮できます。※初期値 1024
[Threshold] 1 演算のしきい値です、大きくすることでノイズも増えますが時間は短くなります。※初期値 0.01

GIやコークテクス等も演算時間に影響を与えますが、その有無は、最終仕上げのテイストに影響が大きいのでレンダリングするシーンに応じて変更してみてください。

注意事項

弊社環境ではこの設定でレンダリングした際に、C4Dがフリーズすることがあります。この設定を試される際にはバックアップ等を行うなど行って下さい。なお、本記事に記載の情報の使用に起因する故障又は損害について弊社は一切の責任を負いかねますのであらかじめご了承ください

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