CINEMA 4Dで流体シミュレーションを行うプラグインの一つに「TurbulenceFD」があります。
煙や炎を扱うものとしては、比較的簡単・高速にシミュレーションができるので、弊社でもよく使用しています。
OctaneRenderを使って、TurbulenceFDの流体をレンダリングする設定はシンプルな構成なのですが、すぐに忘れてしまうので備忘録的にまとめておきます。
まず、TurbulenceFDコンテナに「Octane ObjectTag」を付けます。
Mainタブの
Abs/sct. channel を変更します。
レンダリングする対象をTurbulence側のシミュレーションしたチャンネルにします。
今回は煙(Density)を選択します。
Volume Medium をクリックします。ここでレンダリングの色を設定していきます。
パラメータ | 設定する内容 | 説明 |
---|---|---|
Density | 煙の密度 | 濃い、薄いをこの数値で調整します。デフォルトは100です。 |
Absorption | 全体的な煙の色 | 影側に強く出る色がこの色になります。 |
Scattering | 光を散乱した色 | 直接光が当たる側に出る色になります。 |
Emission | 発光の色 | 今回の煙では使用していませんが、炎を使用した場合の発光色になります。 |
色を変えないものはこちらです。