TurbulenceFDの流体をOctaneでレンダリングする設定

CINEMA 4Dで流体シミュレーションを行うプラグインの一つに「TurbulenceFD」があります。
煙や炎を扱うものとしては、比較的簡単・高速にシミュレーションができるので、弊社でもよく使用しています。

OctaneRenderを使って、TurbulenceFDの流体をレンダリングする設定はシンプルな構成なのですが、すぐに忘れてしまうので備忘録的にまとめておきます。

tfd obj
まず、TurbulenceFDコンテナに「Octane ObjectTag」を付けます。

rend01
Mainタブの
Abs/sct. channel を変更します。
レンダリングする対象をTurbulence側のシミュレーションしたチャンネルにします。
今回は煙(Density)を選択します。

Volume Medium をクリックします。ここでレンダリングの色を設定していきます。
rend02

パラメータ 設定する内容 説明
Density 煙の密度 濃い、薄いをこの数値で調整します。デフォルトは100です。
Absorption 全体的な煙の色 影側に強く出る色がこの色になります。
Scattering 光を散乱した色 直接光が当たる側に出る色になります。
Emission 発光の色 今回の煙では使用していませんが、炎を使用した場合の発光色になります。

分かりやすく、色を変えたものでレンダリングしてみました。
SC2018619135831 00
SC201861914019 00

色を変えないものはこちらです。

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