クリエイターにこそおすすめしたいスマートウォッチ生活

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スマートウォッチとクリエイターの生活

健康を気にする年代になってから活動量計なるものに興味がわきはじめていました。最近ではその活動量計の機能を包括したスマートウォッチと呼ばれる腕時計の進化型と読まれるようなデバイスが盛り上がってきているように思います。
そんな中でスマートウォッチを試し始めたのは極めて自然な流れだったと思います。
そのようなスマートウォッチには多くの便利な機能が含まれております。また様々なメーカーから多くの機種が販売されており、どんな機種を選んでいいのかも迷うところです。
そこで、巷にあるスマートウォッチをクリエイター目線で評価してみたいと思います。

座り作業の多いクリエイター

スマートウォッチを購入した当初は、新しいアイテムにより自分の健康状態が可視化できたことが目新しく、そんな生活を楽しんでいました。そんな時、慢性腎臓病(CKD)になっていることが判明。病院の先生や、身近な医療関係の方々の話を聞くうちに、自分の健康管理の大切さを強く実感していきました。そして、それにはスマートウォッチが大変有意義であることも実感できました。そして自分たちのようなクリエイターこそ、スマートウォッチを使って生活リズム、運動習慣の把握が必要であると感じました。

クリエイターは、基本、座っての作業が多いと思います。私の場合だと、朝8:30の始業から昼食までと、午後から終業までの18:00までずっと座っていることが多く、途中トイレやお茶で若干歩いたり、移動したりすることはあっても、一日の歩く時間は10分よりも少ないかな、という感じでした。
そんな生活で問題なのは、「歩かないこと」そして歩かないことにより、下半身の水(水分・血液)の循環が次第に鈍くなってしまうこと、その事により、体全体の代謝が落ちたり、血行不良となってしまうなど、良いことがありません。私の場合はもともと高血圧ということもあり、腎臓の機能が次第に低下していったようです。医療関係の方が言うには、血流が鈍り、下半身に溜まった汚れた汚れた水が、立ち上がった際に一気に全身に回るようなものなので、体のろ過を行う腎臓に負荷がかかってしまうイメージだとか。。。確かにそう考えると、足のむくみや、下半身の冷え等も初期症状だったのかもしれません。

思えば、作業に熱中している時は、1~2時間は集中して席を立つことはありませんでした。そんな生活が続くことで知らず知らずのうちに体にはいろいろと不具合が生じてしまっていたのだと思います。
明らかに体調が悪くなったっ場合でもない限り、自分の体調変化に気づくことはないと思います。しかしながら、スマートウォッチのような日々の運動習慣や睡眠の状態などを可視化できることで、小さな気付きを得ることができるようになるのではと思います。
そういう意味でも、スマートウォッチのある生活は、クリエイターにこそ必要なのだと思います。

スマートウォッチに求める機能

では、そんなクリエイターにとってどんな機能が必要になるのでしょうか?
いま市場に存在する多くの機種には、様々な機能が含まれており、その全てが必要とは限りません。したがって、ここでは「健康管理とその気付きを得る」という観点で下記のような機能に注目していきます。

・リマインダー(同じ姿勢でいると、立つ歩くを催促してくれる)
・心拍測定
・ストレス
・睡眠計測
・歩数(またカロリー等の活動量)

そして、以下はあることが望ましいと思われる項目です
・血中酸素濃度

これらの機能に加えて、必要条件となるものが
・バッテリー持続時間、3日以上
・iOS、Android両対応

また、コストに関しては、3万円以下として選定してみました。

機種選定

この条件で、下記の機種をピックアップして比較してみました。

・Xiaomi Smart Band 8
・Xiaomi Smart Band 8 Pro
・Fitbit Sence 2
・Garmin Venu Sq 2
・Garmin vivoactive 5

バッテリー持続時間を考慮すると、Apple Watchは選外となり、Pixel watchも対応がAndroidのみなので、選外となりました。

使ってみた印象

詳細機能についてのインプレッションはこの記事では省き、クリエイターの健康管理という面で評価した場合の印象になります。

全体的な機能について

心拍測定、睡眠、歩数、活動量については、どれも大きく変わるものではなく、どれであっても大きく不満を感じることはありませんでした、またUIに違いはありますが測定精度が大きく変わる印象はありませんでした。ネットにある安価なスマートウォッチには粗悪なものもあるようですが、今回比較した製品にはそのようなものが見られませんでした。

バッテリー持ちについて

バッテリー持ちについては、画面の常時点灯をオフにすれば、どの機種も3日以上もちました。バッテリー持ちの印象としては、Xiaomi Smart Band 8 ・ Xiaomi Smart Band 8 pro最もよく、次いで fitbit Sence 2、Garmin Venu Sq 2、Garmin vivoactive 5という感じでした。
ただ、使い方によりバッテリーの持続時間は思ったよりも変わります。GPS、画面常時点灯、常時心拍測定をオフにしていくことで、1週間連続使用も可能だと思いました。

その他の機能

その他気になっていた機能をまとめてみました。

Garmin

Bodyバッテリーという体力をバッテリー残量のように見せる機能が面白く、運動のコーチを行ってくれるパートナーのようなスマートウォッチ。価格は少し高めになっているが幅広いバリエーションが用意されており、目的に応じた機種選定ができるもうれしい。
バンドは通常の時計のバントが使用できる。

Xiaomi

コストパフォーマンスがとても良い、機能的に劣っている訳ではなく、見た目もカジュアルで良い。
若い女性をターゲットにしているように見えるが、中年男性がつけていても問題ないレベル。
バッテリー持ちも良いので、スマートウォッチ初心者にはおすすめ出来る

Fitbit

価格はXiaomiよりも高く、Garminよりも若干安い感じ(モデルにより異なる)
商品の機能は良いが、アプリ側に有料でないと使えない機能があり、ランニングコストがかかるのが私的には難点。
Googleに買収された為、今後のラインナップはGoogleWatchに集約されるのかも、、、

スマートウォッチを使った健康管理

今現在はGarmin vivoactive5を使用しています。このスマートウォッチを使って健康管理、健康記録を行っています。

・1時間おきに、動くことを促す通知を出す
・1日8000歩を目標に歩く
・7~8時間の睡眠時間を目標として、足らない日は休憩を多めにとる
・心拍が高くなった場合は通知を行い、休憩を促す
・1日が終わった際に、ストレスや疲労度を確認し、早めに就寝する

スマートウォッチを使用しなくても、気をつけていれば出来ることもあるのですが、ついつい仕事に夢中になると忘れてしまいますので、常に身につけているスマートウォッチがバイブレーションで教えてくれることで、そのままになることを回避できているように思います。

さいごに

休日や休憩時間に、これまでの記録を可視化できることで、休憩をとる意識になったり、運動不足を実感したりと自分自身の行動を振り返り、改善に向けての意識改革になっているように思います。

スマートウォッチは多機能になり、suicaの決済機能や、通話機能、LINEやメッセージの返信機能などが可能なタイプもあります。その全ての機能についての検証はおこなえていませんが、自分にとって重要な健康管理が行えていることは大変有意義だと思います。以前はスマートフォンで睡眠管理を行うアプリもありましたが、腕につけるスマートウォッチの方が精度も高く継続して管理できています。健康管理は一時のものではなく、継続して行うべきものですし、そのためには体につけるデバイスはとても良いものだと感じました。

PCに向かって一心不乱に制作作業を行うクリエイターの皆さんは、御本人が思っている以上にエネルギーを費やし、それと同時に身を削っているように思います。是非皆さんも健康管理と健康に対する意識改革のパートナーとしてスマートウォッチを使用されることをおすすめ致します。

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