新しい働き方(時間)

新しい働き方(時間)

サマータイム導入に関する話がいろいろ出ておりますが、今回は「時間」についてお話したいと思います。
一般的な企業では、8:30出社~17:30退社で、昼休憩が1時間程度という場合が多いのではないかと思います。
もちろん、サービス業でお店の開店時間に合わせているところや、工場のラインの時間で不規則になる方も多くおられることと思います。
そのいずれの方も、組織の中で役割を果たされているわけで、良い悪いという判断のものではないはずです。

では、いま「働き方改革」として、より短時間で効率のよい働き方を求められているのはなぜでしょうか?

働き方改革の必要性

改革が必要な裏には、現在の働き方で害になることがあるからだと思います。
では、何か「害」になるのかと言われると「過労死」を筆頭とした過労による障害でしょう。うつや不注意による事故も過労から引き起こることが少なくないと思っています。
ケガや病気が楽しいわけはありません。このため「働き方改革」が必要になるというロジックは間違いではありません。
しかし、現状の働き方改革に対する策の多くは「時短」に関する取り組みのように見えます。確かに長時間労働が負担になるのは間違いありませんが、それ以上に大切なことがあると私は思っています。なぜなら私は独立後フリーランス時代に一日16時間程働いていました。時間にすればかなりの長時間労働ということになります。けれど疲労感は会社員時代のそれとは全く別物でした。
「疲れた」と感じる場面は「長時間労働」ではありませんでした。「あぁ、疲れた」「もう嫌だ」と感じるのは、
・自分の意志に反して行動を起こす
・一方的に何かを押し付けられた
等の不本意な行動に起因します。つまり、この部分にこそ「改革」すべきポイントがあるように私は感じています。

働く時間の改革

今回の話の主題は「働く時間」です。これに絞って考えてみます。

意図しない労働(時間)= 苦痛
やりたい労働(時間)≠ 苦痛
やりたい労働(時間)= 幸福

大げさですが、このような関係式が成り立つかと思います。
この意図しない労働とは、上司からの命令であったり、お客様からのご要望であったりといろいろあると思います。特に時間のかかる作業であれば尚の事タイミングが重要になります。またこれが会社の都合(就業時間)で左右されるのは、私にとってはストレスでもあったりします。つまり、意図しない労働であっても、タイミングさえ違えば苦痛にはならないこともあります。ご家族の時間(学校や幼稚園の送迎)で時間が決まっている場合は、その時間から外れてしまう場合は苦痛になるでしょう。
いまの会社の多くは、就業時間を決めていますので、拘束時間を短くする際には、パートやアルバイトといった時間の短い条件に変えざるを得ない状況ではないでしょうか?
会社の時間ではなく、空いた時間に働きたい。これが叶えられれば、それこそが「新しい働き方」だと思います。

働く時間とその対価

給料、賃金は時間の対価というのがアルバイトの考え方です。
けれど、空き時間を有効に使う場合、時間の切り売りという働き方では管理が困難です。したがって時間ではなく、出来上がったものの価値の対価として費用が支払われるべきだと考えています。それは新入社員であっても非製造業であってもそうだと思います。
つまり、勤務態度や忠誠度で評価するのではなく、出来上がった価値で評価するという仕組みが必要です。これが厄介で、今の会社の多くの評価システムは人・能力に依存するあまり、人間的な評価になっている部分も否めません。もちろん人間的なものも評価の対象であるべきとは思いますが、それ以前に会社(組織)に対してどのように貢献できたかの価値を評価すべきと思います。その貢献の中に人間的なコニュニケーション能力の高低で差が生まれることは当然と思います。(他の人を不快にさせる言動がある場合は、ここで評価されます)
そして、その評価は本人にフィードバックしてあげないといけません。どう評価されているのか、会社としてどうあって欲しいのかを明確にしておくことも本人の目標であり、指針のひとつになるのではないかと思います。働くひとが等しく、何を目指すのか、それについて明確に語れるという環境は働くことが苦痛になりえない為に必要だと感じています。

つまり、労働の対価を本人の納得出来る形で提供することが、苦痛の無い労働になるのだと思います。
その為に、本人が納得できる環境と、まわりの評価をフィードバックできる仕組みが必要になります。

そうなると、労働を時間では制限するものはなく、自由な時間で働くという形が成り立ちます。
・・・言うのは簡単ですが、実際に社員の労働にこれを適応していくのは簡単なことではありません。けれど、こういった理想を働く仲間に伝えていくことも大切なことだと思っています。

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