AfterEffectsでディスクの空き容量が少なくなり書き出しできない時はキャッシュを削除する

AfterEffectsは映像制作において、非常に有意義なツールです。
AfterEffectsでは様々な映像加工が行えますが、加工された映像はプレビュー時にフレーム単位でキャッシュとして保存されます。
このキャッシュがなかなかサイズが大きくなりやすく、うちの端末の場合、気がつくと軽く数百GBを超えていたりします。
システムの入っているディスクであればシステム自体が不安定になったり、書き出しがエラーになったりと不都合なことも発生してしまいます。
これらを防ぐ方法はキャッシュの削除です。そしてキャシュの場所を変えて置くことでキャッシュが増えたときにシステムが不安定になってしまうのを防ぐことができます。以下、簡単にまとめます。

キャッシュの削除

まずは、手作業になりますが、キャッシュの削除方法です。

メニュー>編集>キャッシュの削除>すべてのメモリ&ディスクキャッシュ

警告が出ますが、削除します。
元のファイルが削除されるわけではないので、ご安心ください。
※内部的にプレビュー時にレンダリングされたデータが削除されるので、改めてレンダリングすることになり、時間もそれなりに必要になります。

キャッシュの場所変更

インストール時にデフォルトでキャッシュアプリケーションがインストールされたドライブに設定されます。このままではシステムの安定性を欠く恐れがありますので、システムとは別のドライブに設定し直します。

以上が設定になります。
HDDよりも読み書きの速いSSDにしておくとより快適かと思います。制作する映像の解像度、尺にもよりデータ量は変わりますがうちの場合は256GBのSSDをキャッシュ専用にしています。

キャッシュが残っていると、最終のレンダリング時に前のデータが書き出される等不具合のあったこともあるので、納品物を書き出す際は必ずキャッシュを削除するようにしています。(時間はかかってしまいますが・・)

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