3DCGの流体 C
流体gif

流体は3DCGがよく使用される場面ですが、演算には多大な処理能力を必要とします。GPUを活用することで演算処理も比較的短時間で行えるようになり、映像の中で活用できる場面も増えてきました。

映像における流体の活用場面としては、大きく分けて2つのケースがあるかと思います。
・シミュレーション結果の可視化
・演出としての流体
いずれの場合も、リアルに見える流体処理エンジンを活用しますが、結果として表示されるものは違いが出てきます。科学実験のような物理的に正確なシミュレーションは現在でも非常に時間もかかり簡単に行うことは出来ませんが、正確な結果に近いミュレーションを行うことは随分と手軽になってきたと感じております。
今後は、演出として液体や煙などの流体を用いるモーショングラフィックス等も多く出てくると思われます。
非常に楽しみな分野となりつつあります。

3DCGの流体 A
3DCGの流体 B
流体の制作においては、液体の粘度、粘性、衝突面の摩擦・反射を設定します。細かい設定を作り込みリアルに見えるように調整していきます。シミュレーションを行う際に重要となる要素に「サイズ」があります。リアルなサイズでオブジェクトの制作が行えない場合は、スケールを考慮し、すべてのパラメータを調整していきます。
設定するサイズにより、演算時間も大きく変わってきますので、物理的な正確さと、視覚的なリアルさのバランスを常に考慮していく必要があります。

3DCGの流体 C4D 制作画面

制作画面(CINEMA 4D)です。
今回の流体はX-particlesを使用しました。

3DCGによる制作は、立体構造を有するというそのオブジェクトの特性からVR/AR分野への転換が可能となります。今後の体験型コンテンツにおいてVR/ARは重要なプラットフォームになり得ますので、今後注力すべき分野と考えております。

制作:CINEMA 4D、x-particles、OctaneRender