これまでフィジカルアイではヘルスケア・美容商品のプロモーション映像の制作に携わらせて頂いてきました。その中でお伺いする悩みの多くは、以下の3つに集約されるように感じております。
「効果はたしかにある。でも、どうやって映像で伝えればいいかわからない」
「映像制作は費用がかかりすぎる」
「発売スケジュールに間に合うか不安」
この記事では、そのような悩みをどのように解決してくのか、制作者の目線で考えてみたいと思います。
効果が目に見えない——ヘルスケア・美容商品が抱える「伝えにくさ」
ヘルスケア・美容商品の効果のほとんどは、直接目で見ることが難しいものが多くあります。
例えば、
低周波が筋肉にどう作用するか、
美容液の成分が肌のどの層に浸透するか、
ダイエットローラーが脂肪層にどう働きかけるか、
接骨院での施術が骨格や筋肉にどう影響するか、などなど。
これらは、どれだけ優れた商品であっても、写真や実写映像では表現できません。使用シーンの撮影は行えても、「なぜ効くのか」を視覚的に表現できるものとはなりません。
言葉で説明しようとすれば長くなり、伝わる前に読者は離脱してしまいます。図解では動きがなかったり平面的で説得力に欠けることは否めません。結果として「良さそうだけど、よくわからない」という印象のまま、購買や来院につながらないケースが多いのではないでしょうか。
実写では撮れない。3DCGだから表現できること
3DCGは、目に見えないものを映像化することができます。
体内の動き、分子レベルの浸透、骨格や筋肉の変化、電流や力の伝達——これらを正確かつ直感的に表現できるのが、3DCGの最大の強みとも言えます。
たとえば、低周波治療機であれば電流が筋肉に届くまでの経路を立体的に表現できます。美容液であれば成分が角質層から真皮へと浸透していく様子をアニメーションで見せられます。接骨院での施術説明であれば、骨格のゆがみや筋肉の緊張状態を可視化することで、患者が自分の状態を理解した上で施術を受けることができます。
また、リアルすぎない描画もポイントになります。理解すべきポイントを表現しつつリアルすぎない造形、演出で描くことで見やすい映像にすることができます。
「なぜ効くのか」を映像で見せることは、理解へとつながり、商品への信頼と購買・来院にもつながっていきます。
具体例
肌への浸透
肌組織内部に美容成分が浸透していくイメージです。
肌の中に染み込んでいく、その過程で成分が組織中に分散したり、目的に層にとどまる様子を視覚的に表現できます。


低周波の伝播
低周波のような目では見えないものがどのように伝わっているのかを視覚的に表現することで、効き方やどのように機器を設置すべきなのか理解できるようになります。
伝えたい形(色・形。速度)を自由に作ること可能です。
筋肉の稼働
インナーマッスルや、内部の筋肉の動作をイメージすることでリハビリやトレーニングの効果が異なってくるとお客様からの声を頂きます。
伝えたい内容、目的とする筋肉、動作に集中出来る映像を作ることで最大限の効果が得られます。

3DCG映像のコストと納期——フィジカルアイの考え方
3DCG映像は「高い・時間がかかる」というイメージをお持ちの方が多いと思います。制作会社や案件の状況にもよりますが、そういった印象があるのも事実だと思います。我々は3DCGの映像のもつ「伝える力」を多くの方に知って頂きたいという願いの為に、コスト・納期の改善を行っています。
コストについて
フィジカルアイは、愛媛県今治市という地方に拠点を置いています。このことは東京や大阪の制作会社と比べて固定費が低く、その分を制作費に還元できることに繋がっています。そして全国・海外対応ですので、拠点が地方であることは品質に影響しません。ネットを経由したミーティング、納品等によりスムーズなコミュニケーションを実現しつつ、適切なコストを維持することに努めています。
更に、制作工程の効率化を行っています。3DCGの制作フローを標準化し、無駄な工数を削ることで、品質を落とさずにコストダウンを実現しています。
納期について
納期についても、短納期に対応する柔軟性を強みとしています。作業の効率化や、無駄な時間(定例会議やミーティング)を削減することで発売スケジュールや展示会の日程に合わせた制作が可能です。
「至急対応」も可能です。納期がお決まりの場合、その納期に間に合わせる為にどのような手段があるのかご提案させて頂きます。(最短翌日納品の実績もございます)まずはお問い合わせください。
活用される場面(通販・LP・接骨院・展示会)
通販番組・LP・SNS広告
実写映像と3DCGアニメーションを組み合わせることで、使用シーンと作用メカニズムの両方を効率よく伝えられます。スクロールを止める視覚的インパクトと、製品理解を助ける説明力を同時に持たせることができます。
接骨院・治療院での患者説明
施術前の説明映像として使うことで、患者が治療の必要性を理解した上で施術を受けられます。繰り返し使える映像として制作しておくことで、スタッフの説明コストを下げることにもつながります。
展示会・営業資料
製品の作用メカニズムを正確に伝えることが商談につながります。口頭説明よりも映像で見せる方が伝わる場面は多く、資料としての汎用性も高いと思います。
まとめ
ヘルスケア・美容商品のプロモーションで「効果が伝わらない」と感じる背景には、目に見えない効果を可視化する手段がないという根本的な課題があります。
実写では撮れない体内の動きや作用メカニズムを映像で表現できるのが、3DCGが選ばれる理由です。その3DCGの「伝える力」が一人でも多くの人に、そしてひとつでも多くの商品に使って頂けるように、コスト・納期の面における効率化をすすめ、適正な価格、必要なタイミングでご提供できるように制作活動を行うのが、フィジカルアイの存在意義と考えています。



石水修司 株式会社フィジカルアイ代表/Adobe Community Expert
ベーマガに熱中した少年時代から、ベータカム時代の映像制作を経て、現在は3DCG制作のプロとして生成AI技術を活用した映像表現を手がけている。
Lancer of the Year 2016、CGWORLD「CGごはん」選外優秀賞。今治市在住。